シニア層の出前注文、人気は肉メニュー

出前・デリバリーに関する調査研究と情報発信を行う『出前総研』は、日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』の最新のオーダー情報を元にシニア層(60歳以上のユーザー)の出前の注文傾向を調査致しましたので、その結果を報告いたします。


1. 出前利用実態

出前館の出前注文データを元に60歳以上の出前館会員の2013年~2016年の年間出前注文数を調査したところ、2013年から2016年での成長率は138%で、特に2014年から2015年での注文数の伸びが大きいことがわかりました。

2015年は60歳以上の会員のスマートフォン経由での注文が急激に伸びた時期であり、60歳以上へのスマートフォンの普及が出前注文数にも影響していると考えられます。


2013年から2016年の成長率を20代~50代についても調査したところ、20代は257%と最も高く、30代が135%、40代が119%、50代が121%で、60歳以上の年間注文数の成長率は20代に次ぐ結果となっています。

2. 出前の人気メニュー

次に、注文数の多いジャンルについて調べたところ、60歳以上は「ピザ(19%)」「レストラン(15%)」「すし(13%)」でした。

具体的にどういったメニューが注文されているのかというと、「ハンバーグ」や「とんかつ」など20~30代と似たようなメニューを好む傾向にあるようです。厚生労働省公表の2015年の国民健康・栄養調査によると、1人1日あたりの肉類の摂取量を10年前と比較した際、60~69歳の肉食摂取量は45%増となっています。70歳以上も41%増となっており、この結果からもシニア層が肉を食べる量が増えていることがわかります。

ただ、「ハンバーグ」は、20~30代は「チーズインハンバーグ」が人気なのに対して、60歳以上では「和風ハンバーグ」、「とんかつ」は20~30代は「ロース」、60歳以上は「ヒレ」といった違いも見られました。60歳以上は「ハンバーグ」や「とんかつ」などとともに「サラダ」や「キャベツスライス」を注文するといった栄養バランスにも気を使っているようです。


具体的には「てりたまハンバーグ弁当(前年同月比379%)」「若鶏のグリル・ガーリックソース弁当(同275%)」などの肉系メニューの他、肉と一緒に煮物や野菜が入った「ひれかつバランス弁当(同231%)」、とんかつ・カツ丼などの注文が2016年10月と比較して伸びていました。また、昨年はなかったメニューの中では「サーロインステーキご飯」や「肉盛り!ワイルドプレート弁当」が人気でした。

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⇒こちらでメニューの詳細をご確認いただけます。

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今後も『出前総研』では、最新の出前・デリバリーに関する調査研究と情報発信を行って参ります。

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【調査概要】
年代別の注文実績
・調査期間:2013年1月~2017年10月
・調査対象:20歳以上の出前館会員の注文内容

出前総研 blog

日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館(https://demae-can.com/)』に蓄積してきたデータベースをもとに、出前・デリバリーを含む中食に関する領域を総合的に調査・研究し、情報発信していきます。